目次
はじめよう、洋服の整理整頓。
部屋にいてもエアコンいらずで、すごしやすい気温になってきたら洋服整理のチャンス!
面倒くさがりの私でも出来た、服の整理にまつわる【後悔しない洋服整理のコツ】をまとめましたので是非取り掛かってみてください。
断捨離ってなに?
2010年に流行語にもなった「断捨離®」という言葉は やましたひでこ氏によって商標登録されています。詳しくはご本人のWEBサイトで知ることが出来ますが大まかに説明すると、
断→要らないモノを断つ
捨→ガラクタを捨てる
離→モノへの執着から離れる
と言った、モノと自分との関係性を「自分」を主軸とし取捨選択していく考え方だそうです。
元はヨガの思想のひとつではありますが、素敵な考え方ですよね。
今回の記事では「整理整頓」という意味合いをかねて「断捨離」という言葉を使っています。
この言葉を巡っていろいろありますが、詳しくは別記事にしましたので気になる方はこちらをご覧ください。
片付けにまつわる あの言葉に代わる単語を考えてみた。【コラム】
断捨離のコツと心得
それでは!まずは断処離の心得。
①収納場所から溢れたら断捨離する!
②昨シーズン着ていない服は断捨離対象!
③いつか着るかも・・は幻想。だいたい着ない!
私が決めた断捨離三か条です。
「ウエストがキツイけど、来年は着られるでしょ」
「ちょっと毛玉目立つから仕事には着ないけど、スーパー行くときには着るでしょ」
「流行でガウチョパンツかったけどトイレ面倒だよね。かわいいけど。」
とかってクローゼットにしまっちゃうと、【次シーズンには存在を忘れて着ない】ですよ!
自分の中でなんらかのポイントでケチが付いたアイテムは、未来の自分も同じことを考えるのです。だって自分ですから。
断捨離のタイミングっていつ?
グーグルなどで服の整理について検索すると「タイミング いつ?」などといったキーワードが出てきます。みんな悩んでるんですね。
正直に言ってタイミングなんて自分のさじ加減なのですが、検索している人はきっと「服整理したいけど面倒だな」と思いつつ、【後押しして欲しい】【始めるきっかけが欲しい】のでしょう。
そこで、提案するのがこちら。
収納場所の80%を越えたら整理する!
例えば、夏物のトップスを入れている引き出しがあるとすれば、そのスペースに入らなくなったら断処離(だんしょり)です。
あえて「80%」と言ったのには理由があります。
インスタ映えするくらいキチンと畳んで収納する場合と、ちょっと面倒だなって気分のときは無理やり収納する場合があって、キチンと畳んだときには引き出しのポテンシャルを80%しか引き出してないんですよね。引き出しだけに。はい、スベった。
・キレイに収納したときは「これ以上入れたらキレイが保てない!」として断捨離。
・無理やり入れたときはその罪悪感を感じつつ、物理的に限界が訪れたら断捨離。
ね?簡単でしょう?
同じ感覚で、ハンガー掛けで収納している方はハンガーの本数を決めておくと持てる服のリミットが分かりやすいですね。
服を手放すきっかけを周りの人に聞いてみた
実際に「服ってどんなタイミングで手放す?」と周りの人に聞いてみました。
(10代後半~50代の男女35人程度に聞き込み!/複数回答あり)
・ダメージが気になったとき 25人
(毛玉が目立ってリカバー不能になったとき 5人)
(胸元のシミ(食べこぼし)が気になったとき 6人)
・サイズが合わなくなったとき 18人
・年齢にあった服ではなくなったとき 7人
・好みではなくなったとき 8人
・タンスに入らなくなったとき 9人
・動きにくいなど、ライフスタイルに合わなくなったとき 5人
・新しい服を買ったとき 3人
・長年着ていないなと感じたとき 2人
・クローゼットの管理は妻がやっている 1人
・気がついたら家族に捨てられていた 1人
服のダメージを気にして手放すと答えた方が多かった印象です。
あと、50代男性の方が奥様に服を管理されているようで、「思い出したころには手元にない」との珍回答をされ笑ってしまいました。
残す服の枚数は?
「残す服の枚数」も洋服整理関連でよく検索されているワードです。これも自分のさじ加減ですよね!って思いつつ実践している人の意見が聞きたいのだろうと解釈して、目安を作成してみました。
まず服のカテゴリーを分け、大体の枚数を決めます。
夏物トップス | ・・・ | 8着 |
冬物トップス | ・・・ | 8着 |
秋冬万能トップス | ・・・ | 5着 |
ボトムス関連 | ・・・ | 6着 |
ジャケットコートアウター系 | ・・・ | 3着 |
タンクトップキャミ系インナー | ・・・ | 6着 |
(仕事でスーツを着ているのなら【スーツ関連】も必要ですね) |
この設定した枚数は、「自分のクローゼットにしまえる数」です。
正直にいって筆者はオシャレに敏感ではないので、無地でベーシックなアイテムを着まわしているタイプ。3~4パターンあれば仕事にもいけちゃう感じです。
洗濯は1日おきくらいのペースなので「着るものがない!」なんて事がない様に少しだけゆとりを持たせています。
洋服の枚数に関しては後日しっかりまとめて記事にしようと思いますので、ここではサラっと説明しました。気になる方は今後アップされる記事をお待ちください。
後悔しない断捨離の方法
「後悔しない断捨離」 ココ重要です。
服に限らずモノが手放せない方の多くは、後々捨てたものを思い出して「ああ~捨てるんじゃなかった!」と思った経験があるのでしょう。
あと、記憶力の良い方も手放したことを後悔しがちです。そんな方に提唱したいのがコチラ!
手持ちアイテムの上位互換を買うように心がける
RPGで例えるなら「かわのよろい」から守備力の高い「てつのよろい」に買い換えるでしょう。その感覚。
「気に入ってたくさん着たブラウス」から、気に入ってたポイントを抑えつつ「流行のとろみシャツ」にチェンジするなどです。
断捨離後の服の行方
さて、断捨離をしたけど、その服はどうするべきか。大きく分けて5つの方法があります。
①お金にしたいならアパレル買取店へ持ち込む
②手間がかかっても、もう少し稼ぎたいならフリマやメルカリ
③手芸が得意なら リメイクする!
④ボランティア精神なら自治体の古着回収へ
⑤最終手段は、捨てる
後悔しない断捨離のためには「手放す方法」にも満足するべきです。
記事のはじめにもお話しましたが、自分にとって不要であってもそれを必要としている人がいるはず。気軽に捨ててしまってはモヤッと感が残りがちですが、他人との取引を行ったり、リメイクするなどすれば「あの服はどこかで役に立っている」と思えるものです。
それでは5つの方法を詳しく説明していきます。
①ブランド品ならお金になるアパレルブランド買取店へ
断捨離=捨てるのではありません。
どうせ手放すのなら、お金にかえて次の服を買う資金にしちゃいましょう。
例えばコチラの買取店は「あなたの不要なモノを、誰かの欲しいモノへ」というキャッチコピーを掲げて運営されているお店です。
フォクシーやルネなどのセレブブランドを得意としつつも、ヤエカやドゥロワー、マックスマーラなどの「ちょっといい普段着」に満足いくお値段をつけてくれると評判だそうです。
「ブランド買取店」は街中にたくさん見かけますが、「アパレルに強いブランド買取店」はなかなか見かけないのでオススメです。
ただし、ユニクロやしまむらなどのファストファッションはほとんどのお店が買取対象外なのでご注意くださいね。
②より高く売りたいならフリマアプリやメルカリがお得!
せっかく頑張って買った服なんだから、少しでも高く売りたい!
そんな方はメルカリなどのフリマアプリで売ることをオススメします。
ブランド買取店は一般市場の相場を見て価格を決めるため、査定額の中にはお店の利益も見込まれているので当然です。
その点、欲しいと思っている人へ直接売れるメルカリは値段設定は自分次第ということもあり、ブランド買取店よりも高く売ることが可能です。
また、先述のブランド買取店で買い取ってもらえないような服はメルカリなどで売ってしまいましょう。
ただし、デメリットとして「写真を撮って出品」「発送」「購入者とのやり取り」などの手間がかかりますので、時間が掛けられる方にのみオススメします。
③リメイクで新しいアイテムに変身!
気に入っていた柄のTシャツ、小さくなった子供服などはポーチや巾着、子供のお弁当袋に変身させてみるのはどうでしょう。
手芸が得意な方にオススメする方法です。
④古着回収という手もある
お住まいの自治体によりますが、海外へ送るためなどの目的で古着回収を行っている場合がありますので利用するのもいいでしょう。
⑤思い切って捨てちゃえー!
キャミソールなどのインナー類を含め、売ることも古着回収に出すことも出来ないものは、思い切って捨てる。
または、切り刻んで布巾(雑巾)にしたり大胆に処分しちゃいましょう。
処分にためらいすぎてしまうと、当初の目的である洋服整理が進みません。
まとめ
女性服・男性服ともに言えることは、まずは収納場所を決めそこからはみ出したら断捨離スタート!
後悔しない断捨離を実践するには、【手持ちアイテムの上位互換を買うように心がける】事が重要です。
断捨離をすることで部屋と心がスッキリするので是非お試しあれ。