こんにちは、ライターのハラダです。
みなさん知っていましたか?2010年に流行語にもなった「断捨離®」という言葉が、クラター・コンサルタント®のやましたひでこ氏によって商標登録されているということ。
すでに馴染みのある言葉として受け入れられているのですが、誤った解釈をしたままこの言葉を使っていると権利者から「使っちゃダメ!」という内容証明が届く可能性があります。
公開日時2019/06/17
最終更新日時2019/11/27
権利者からの通知が届いたらどうすればいいのか
とにかく、YouTubeやブログなどで該当する単語を使わない・何か別の言葉で置き換えるなどといった対応をすることをオススメします。
しかしながら、現在様々な解釈が出てきていますので本記事を鵜呑みにせずに一意見として受け止めて頂きたいと思います。
動画・ブログ削除問題とは
ミニマリストとして動画配信しているユーチューバーさんやライフスタイル関連で著名なブロガーさんたちに対して、氏の専任弁護士から内容証明が送られるなどして順次対応されているそうです。
また、テレビ番組「ナカイの窓」も言葉を巡ってトラブルになったとの話もあります。
代わりの言葉を生み出しました。
と言っても、いきなりブログやコンテンツ記事の内容を修正するのは大変ですし、別の言葉でしっくりくるものはなかなか見つかりませんよね。
整理整頓?お片づけ?どうもしっくりきません。
そこで私は
断処離(だんしょり)
という言葉を使うことにしました。
捨てずに「処理」する【断処離(だんしょり)】
2010年に流行語にもなった「断捨離®」という言葉は やましたひでこ氏によって商標登録されています。詳しくはご本人のWEBサイトで知ることが出来ますが大まかに説明すると、
断→要らないモノを断つ
捨→ガラクタを捨てる
離→モノへの執着から離れる
と言った、モノと自分との関係性を「自分」を主軸とし取捨選択していく考え方だそうです。
元はヨガの思想のひとつではありますが、素敵な考え方ですよね。
しかしながら私はこの「捨てる」という言葉がしっくりきておらず、モノと自分の関係性も大事にしつつ、リユース精神も持ち合わせたいという思いから、
断→要らないモノを断つ
処→適切に処分する
離→モノへの執着から離れる
この3つの言葉のほうがストンと心に落ちたため断処離(だんしょり)という言葉を使います。
「捨てる」だとそのモノに価値がないような気分になってしまいますが、自分にとって不要であってもそれを必要としている人がいるはずです。
例えば、子供の成長で不要になったベビー服は「多少汚れていも安く着替えを揃えたい後輩ママさん」にとって必要でしょう。
たくさん履いて買い替えたパンプスも「気に入ってたのに同じものが店頭から消えちゃった!2足目が欲しい!」という方もいます。
そういった意味合いから考えました。
商標登録について
私が提案している断処離(だんしょり)は、2019年6月17日時点で商標登録されておりません。(ちょっと法律に詳しくないので自信はありませんが・・・)
2019年6月17日時点で呼称検索をかけても
ヒット件数0件です。
今後他の誰かがこのワードを登録してしまうかもしれません。
しかしながら私自身は登録を行うつもりもありません(現時点では)ので、このコラムをご覧の方はどうぞご自由にお使いください。
本記事をみて「断処離」を使い始めた方は、リンクを張っていただくと私がとても喜びます!
やましたひでこ氏の提唱する考え方はとても素晴らしいものですので、私が創作した断処離(だんしょり)という言葉とは重みが違うことでしょう。
氏は間違った言葉の使い方・意味を広めたくないという思いが強くあるかもしれません。
【断処離(だんしょり)】という言葉を使う方はどうか「二つの言葉は別のもの」と考えて頂けたらと思います。
まとめ
このように「片付けにまつわる あの言葉」である漢字3文字が商業的に使えない可能性があるため、苦しくも代わりになる言葉を生み出すこととなりました。
このコラムを書くにあたっても「片付けにまつわる あの言葉」という言い回しをしており、別のブロガーさんの記事でも見かけましたがハリーポッターに出てくる「名前を言ってはいけないあの人」のようだなって感じております。
また、別のブロガーさんは漢字3文字の間に伏字を使って表現したり、まるで「言葉狩りだ」と表現する方もいらっしゃったりと波紋を呼んでおります。
ただ、正規の手続きを踏んで商標登録されておりますので権利者の許しを得ずに「商業的に使用することの出来ない言葉」です。
「宅急便」「プラモデル」などといった、すでに一般的な名称として知れ渡ったものはこうした規制は寛容になると推測されますので、今後どうなるのか様子をみたいものです。